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『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか 』矢部宏治[著]

¥1,320 税込

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【1都8県にまたがる地図にない「山脈」】 「日本は独立国家ではない」とか、「米国による対日占領体制は、まだ終わっていない」とか。    そんなことは何となく知っているし漠然と感じてもいる。沖縄でまた女性が米兵に暴行殺害された。反対運動は起きているけれども、日本の軍国化=自衛隊の米軍化は露骨に進んでいる。パスポートなしで膨大な数の米軍関係者が今日も基地と日本を出入りしている。Yナンバーの車と接触しても保険は降りない。麻痺しそうなくらい「属国」な現実。いや、ほとんどの人にとってこれはもはや日常か。  皆さんは「横田空域」というものをご存知だろうか?関東から甲信越にかけて太平洋と日本海にまたがる2400〜7000mの空域は完全に米軍の支配下にあり、日本の民間機はそこを飛ぶことができない。羽田空港を発着する民間機が千葉方面を急旋回、急上昇するリスクをとるのはそのためである。これを知っている人はおそらく、日本の1%くらいだろう。厚木、横須賀、座間、横田、六本木の米軍基地を軸に、東京、神奈川、埼玉、栃木、群馬、新潟、山梨、長野、静岡の1都8県にまたがる巨大な「見えない山脈」。この稜線の見える人が人口の10%くらいになったら、この国はかなり独立に近づくだろう。この山脈は右側からも左側からも見えるはずだ。 【密約の嵐ー米国との"discussion(討論)"ー】  10万部を超えたセンセーショナルな前作『日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか』において、 ・マッカーサーと昭和天皇の関係性 ・GHQによる英文の憲法草案 ・新旧安保条約締結に紐づけられた協定と密約 ・日米合同委員会という非公開協議の存在 ・砂川裁判による最高裁と憲法の無効化 ・国連憲章における「敵国条項」の存在 などから「戦後日本」という特異な国が置かれている厳しい(法的な)立場を、米国務省の公文書といった確かなソースで解き明かしていった矢部宏治氏。  「立憲国家としての自主決定権を手にするには、我々は自分たちの手で憲法を1から書き直すという途方もない道のりを歩み始めるしかないんだ」という前作の結論は、平和憲法9条はあるけど米軍と自衛隊がいて武器も輸出してる、事故を起こしても国民世論を無視して原発は稼働して輸出もしようとしてる、そんな矛盾を山ほど抱えて出口のない袋小路にはいり込んでいた多くの日本人の意識を「そして、ここから」のステップへと引き上げる起死回生のエールとなった。あのオレンジ色の本を読んで、顔が上がった、そういえば自分はうつむいてた、と気づかされた人も多いと思う。  そして続きのイエロー本が届く。 商品説明 ベストセラーになった前作、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』を、はるかに上まわる衝撃の事実! 日本の戦後史に、これ以上の謎も闇も、もう存在しない。この本には、日本国民のみなさんが知ったら、卒倒しかねないことがたくさん書かれています。しかし、それらはすべて、公文書にもとづく疑いようのない事実なのです。 なかでも驚かされるのは、1950年6月の朝鮮戦争・勃発以来、アメリカの周到な計画のもとでむすばれた数々の条約や協定が、わたしたち日本人の知らないあいだに、次のような恐るべき密約を成立させていたという事実です。 戦争の脅威が生じたと米軍司令部が判断したときは、 すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された 最高司令官の指揮のもとに置かれる。 これが本書のテーマである「指揮権密約」という、アメリカがもつ巨大な法的権利の正体であり、日本が負う巨大な法的義務の正体なのです。 ──えっ! いったい、いつ、どこで、だれが、そんなひどい取り決めをむすんだのだ!? それは、この本をお読みになればわかります。そしてこの密約の存在を知れば、いま日本の国境というしばりを越え、海外へ派兵されようとしている自衛隊が、いかに重大で深刻な歴史的役割を負わされているかがわかるでしょう。 ──でも、日本には憲法9条があるじゃないか! この本を読めば、その憲法9条が、どのようにしてその理想と効力を奪われていったかが、はっきりとわかります。そしてその理想を取りもどすために、わたしたちがいったいなにをすればいいかも、わかります。 膨大な資料群のなかから、「指揮権密約」という戦後最大のタブーを浮かび上がらせ、その存在を証明した著者の緻密な思考と情熱。本書では、日本の戦後史に隠された謎のすべてが、ついに解き明かされます。 目次序章 六本木ヘリポートから闇の世界へ PART 1 ふたつの密約──「基地」の密約と「指揮」の密約 PART 2 ふたつの戦後世界──ダレスvs.マッカーサー PART 3 最後の秘密・日本はなぜ、戦争を止められないのか      ──継続した「占領下の戦時体制」 あとがき 独立のモデル──私たちは、なにを選択すべきなのか 単行本(ソフトカバー):320ページ 出版社:集英社インターナショナル 発売日:2016/5/26 サイズ:19 x 13.3 x 2.2 cm 著者プロフィール 矢部宏治(やべ・こうじ)1960年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、(株)博報堂マーケティング部を経て、1987年より書籍情報社代表。著書に『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること?沖縄・米軍基地観光ガイド』(書籍情報社)『戦争をしない国 明仁天皇メッセージ』(写真・須田慎太郎 小学館)ほか多数。共著書に『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』(創元社)。前著『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(弊社刊)は、10万部を越えるベストセラーに。 ベストセラーになった前作を、店主が詳しく紹介する商品ページ→ http://miyakeshop.com/?pid=86709754